TOTOのウォシュレットを購入する時に
色々と調べたんですが、
とてもややこしかったので
自分なりにまとめてみました!
品番が多すぎるんですよね~(^^;
長文ですので、急がれる方は「最新モデル」だけを
見ていただければと思います(^^)
リテール向けとは?
便座に取り付けるタイプのウォシュレットは、
・ウォシュレット アプリコット
(瞬間式/リモコン型)
・ウォシュレット S
(貯湯式/リモコン型)
・ウォシュレット SB
(貯湯式/操作部一体型)
の3モデルがありますが、これとは別に
リテール向けのモデルがあります。
リテール向けとは
家電量販店やホームセンター向けのことで、
主な特徴として
・自分で取り付けが可能
・機能が一部少ない
・本体色の種類が少ない
などが挙げられますが、
最大の利点は何と言っても
値段が安いことです(^^)
ネット通販でも、
価格が高めのアプリコット等よりも
リテール向けの方が人気が高いと思います。
私が購入したのもリテール向け(^^)
なので、ここからはリテール向けについてです。
リテール向けのTOTO公式サイトはこちら
ウォシュレット(リテール向け)
旧モデル一覧
私が調べた限り、
リテール向けが登場したのは2001年で、
以下のように発売されていきます。
※左側がシリーズ名、右側が品番
※品番下3桁の数字が大きい方が上位モデル
2001年 | |
---|---|
Kシリーズ | TCF323,TCF313,TCF303 |
2004年 | |
KSシリーズ | TCF364,TCF354 |
2006年 | |
KSシリーズ | TCF385,TCF375,TCF355 |
Kシリーズ | TCF324,TCF314,TCF304 |
2007年 | |
KNシリーズ | TCF755,TCF735,TCF725 |
KVシリーズ | TCF465,TCF425 |
2008年 | |
KNシリーズ | TCF756,TCF736,TCF726 |
KVシリーズ | TCF466,TCF426 |
KSシリーズ | TCF386,TCF376,TCF356 |
Kシリーズ | TCF325,TCF315,TCF305 |
KHシリーズ | TCF174,TCF164 |
2009年 | |
KNシリーズ | TCF757,TCF737,TCF727 |
KVシリーズ | TCF446,TCF436 |
KHシリーズ | TCF175,TCF165 |
2010年 | |
KNシリーズ | TCF758,TCF738,TCF728 |
Kシリーズ | TCF326,TCF316,TCF306 |
2012年 | |
KFシリーズ | TCF825,TCF815 |
KMシリーズ | TCF732,TCF722,TCF712,TCF702 |
Kシリーズ | TCF327,TCF317,TCF307 |
2012年のKF,KM,Kの各シリーズが
現行モデルの元となります。
そして2015年のモデルチェンジで
品番が販売ルートごとに分かれ、
一気に数が増えます。
ややこしくなった原因ですね(^^;
タイプ | 2015年 |
---|---|
KF2 | TCF8CF65,TCF8FF54,TCF8PF32 |
KF1 | TCF8CF55,TCF8FF44,TCF8PF22 |
KM3 | TCF8CM85,TCF8FM74,TCF8HM63,TCF8PM52 |
KM2 | TCF8CM75,TCF8FM64,TCF8HM53,TCF8PM42 |
KM1 | TCF8CM65,TCF8FM54,TCF8HM43,TCF8PM32 |
KM0 | TCF8CM55,TCF8FM44,TCF8HM33,TCF8PM22 |
K3 | TCF8CK75,TCF8FK64,TCF8HK53,TCF8PK42 |
K2 | TCF8CK65,TCF8FK54,TCF8HK43,TCF8PK32 |
K1 | TCF8CK55,TCF8FK44,TCF8HK33,TCF8PK22 |
2017年秋、KFシリーズとKMシリーズが、
2018年秋、Kシリーズが、
それぞれモデルチェンジ。
さらに、TOTO公式サイトには
掲載されませんでしたが、
KSシリーズが量販店などで新発売されました。
タイプ | 2017年(KF,KM)&2018年(KS,K) |
---|---|
KF | TCF8CF66,TCF8FF55,TCF8GF33 価格情報はこちら |
KM3 | TCF8CM86,TCF8FM75,TCF8GM53 価格情報はこちら |
KM2 | TCF8CM76,TCF8FM65,TCF8GM43 価格情報はこちら |
KM1 | TCF8CM66,TCF8FM55,TCF8GM33 価格情報はこちら |
KM0 | TCF8CM56,TCF8FM45,TCF8GM23 価格情報はこちら |
KS | TCF8CS66,TCF8FS55,TCF8GS33 価格情報はこちら |
K | TCF8CK66,TCF8FK55,TCF8GK33 価格情報はこちら |
2021年にもモデルチェンジ、
最上位機種がKFシリーズ1種類から
KWシリーズ2種類に変更され、また、
KSシリーズが正式にラインナップされました。
タイプ | 2021年 |
---|---|
KW2 | TCF8WW88 価格情報はこちら |
KW1 | TCF8WW78 価格情報はこちら |
KM3 | TCF8CM87,TCF8FM76,TCF8GM54 価格情報はこちら |
KM2 | TCF8CM77,TCF8FM66,TCF8GM44 価格情報はこちら |
KM1 | TCF8CM67,TCF8FM56,TCF8GM34 価格情報はこちら |
KM0 | TCF8CM57,TCF8FM46,TCF8GM24 価格情報はこちら |
KS | TCF8CS67,TCF8FS56,TCF8GS34 価格情報はこちら |
K | TCF8CK67,TCF8FK56,TCF8GK34 価格情報はこちら |
最新モデル
2025年5月現在、
TOTO公式サイトに掲載されている最新モデルは、
「KMシリーズ」(瞬間式・リモコン型)と
「K」(貯湯式・操作部一体型)の2種類で、
「KMシリーズ」は2025年モデルの5タイプ、
「K」は2022年モデルの1タイプです。
以下にまとめます。
タイプ | 品番 主な機能 |
---|---|
KM4 | TCF8CKM41,TCF8FKM42 価格情報はこちら |
下位モデルの機能 +便器きれい +お掃除ミスト +瞬間暖房便座 -おまかせ節電 ※瞬間暖房便座が上位機能 -温風乾燥 ※KM2のみ |
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KM3 | TCF8CKM31,TCF8FKM32 価格情報はこちら |
下位モデルの機能 +オート開閉/リモコン便座・便ふた開閉 -便座・便ふたソフト閉止 ※オート開閉が上位機能 -温風乾燥 ※KM2のみ |
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KM2 | TCF8CKM21,TCF8FKM22 価格情報はこちら |
下位モデルの機能 +温風乾燥 |
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KM1 | TCF8CKM11,TCF8FKM12 価格情報はこちら |
下位モデルの機能 +ノズルきれい・手動ノズルきれい +ダブル保温便座 |
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KM0 | TCF8CKM01,TCF8FKM02 価格情報はこちら |
下位モデルの機能 +プレミスト +クリーンケース +つぎ目のない便座 +スーパーおまかせ節電 +リモコン +個人設定 |
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K | TCF8CK68,TCF8FK57,TCF8GK35 価格情報はこちら |
●品番
1-4桁目 ※「KMシリーズ」「K」共通 |
「TCF8」で固定 |
5桁目 ※「KMシリーズ」「K」共通 |
販売ルート C:Amazon etc F:家電量販店 etc G:ヤマダ電機 etc ※Gは「K」のみ |
「KMシリーズ」:6-7桁目 「K」:6桁目 |
シリーズ名 KM:「KMシリーズ」 K:「K」 |
「KMシリーズ」:8-9桁目 「K」:7-8桁目 |
グレード 同じ販売ルートであれば 数字が大きいほど上位機種 |
「KMシリーズ」:10-13桁目 「K」:9-12桁目 |
本体カラー #NW1:ホワイト #SC1:パステルアイボリー #SR2:パステルピンク |
●販売ルート(品番5桁目)による機能の違い
販売ルートによって搭載されている洗浄機能に
以下のような違いがあります。
C…「洗浄位置調節」機能搭載
F…「マッサージ洗浄」機能搭載
G…「やわらか洗浄」機能搭載
※Gは「K」のみ
●本体カラー
・「KMシリーズ」…3色(#NW1,#SC1,#SR2)
・「K」…2色(#NW1,#SC1)
※「K」の#SR2は2025年の「KMシリーズ」
モデルチェンジに伴って、なくなったようです。
●省エネ達成率(2012年度基準)
・KM4…217%
・KM3…160%
・KM2…158%
・KM1…158%
・KM0…129%
・K…115%
以上になります。
長文を読んで下さり、ありがとうございました!
参考にして頂ければ幸いです。
ご質問、疑問点等ございましたら、
お気軽に下欄までコメントして下さい!
コメント
ネットと実店舗に足を運んでも品番が多すぎて困っていたところ、こちらのサイトでかなりわかりやすく丁寧にまとめてあり、とても助かりました。
コメントのやり取りも読みコーナンのTCF8KM68にたどり着きました。たまたまコーナンのオータムセール、Yahoo! のポイントUP等も含め実質¥33100程度、しかも考えていた下位機種よりずっと安く購入する事が出来ました。
こんなにお得で大満足な買い物をすることって滅多にないです…!
とても役立つ情報を本当にありがとうございました。
※嬉しくてお礼をお伝えしたかっただけなので、お手間でしたらお返事や掲載不要です( ˊᵕˋ )
追記です。
COM-ETから、各種説明書もダウンロードできました。
https://www.com-et.com/jp/item_view_manual_set/searchStr=TCF8GM34AK/isHaiban=1/kensaku_info=2/datatype=1/hinban=TCF8GM34AK%20%23SC1/renban=1/isNC=0/x_hinban=TCF8GM34AK%23SC1/
KMシリーズの品番と構成が分からなくなってたどり着きました。おかげさまですっきりしました。
ピュアレストQRと組み合わせて便器のリモコン洗浄と自動洗浄化をする場合、ネットの書き込みなどによると自動洗浄化ユニットTCA320を利用すれば良さそうなのですが、TOTO本体のページには説明がなく不安でした。
COM-ETのサイトで調べると、品番の後ろにAKを付けた構成があり(ex:TCF8GM34AK)構成部品にTCA320があって、快適機能には、リモコン便器洗浄やeco小ボタンも追加されており、うまく行きそうなので、TCS320を購入しようと思います。
あのあと色々みてたら、便器洗浄ユニット「TCA320」を増設することができて、リモコン洗浄モデルにできすってレビューがどこかの書き込みにありましt。TCF8AM68、TCF8KM68についてTOTOに問い合わせると、販売店にリモコン洗浄機能がほしい旨依頼するとそのセットを準備してくれますよ。と。
TCA320を増設することで!とは名言されなかったところが気になりますが、たぶん行けるんでしょう。とにらんで、購入してみます。便器含めてDIYトライです!
そうだったんだですね!危うくポチるところでした。
再考します!非常に参考になりました。ありがとうございました。
それにしてもわかりにくいラインナップそして、カタログ類ですね。
返信ありがとございます。
どっちでも良いような差ですね。
いずれも、「大」「小」流すボタンはないんですか?写真を見ると無いようにみえるんですが・・・
ウォシュレットのアプリコットや
Sシリーズの上位モデルには
リモコンに流すボタンがついていますが、
先頭がTCF8で始まるリテール向けモデルには
流すボタンはついていません。
AmazonモデルにTCF8AM68が タイムセールで44800円で出ています。一方、コーナンモデルとしてTCF8KM68 が39800円で出ています。
型番ルールで行くと、販売ルートの違いで「A]「K]の違いで機能が同じに思えるのですが、カタログを見るとリモコンスイッチの詳細がなかったり、性能比較表も情報不足でよくわかりません。これってどうなんですかね?
コメントありがとうございます。
TCF8AM68はアマゾンのオリジナルモデル、
TCF8KM68はコーナンのオリジナルモデルで、
どちらもKMシリーズの上から3つ目
KM1のTCF8CM67が元のモデルです。
TCF8AM68はTCF8CM67から
「洗浄位置調節」が省かれていて、
TCF8KM68はTCF8CM67に
「やわらか洗浄」がプラスされています。
リモコンの写真を比較すれば
違いが分かると思います。
・TCF8CM67
…元のモデル
・TCF8AM68
…ページ中ごろにリモコンの写真
リモコン中部に「位置」ボタンなし
・TCF8KM68
…リモコン上部に「やわらか」ボタンあり
ですので、機能が多くて価格が安い
TCF8KM68がお得なモデルかなと思います。
コーナンでTCF8KM68という型番のコーナンオリジナルモデルが税込み定価41,580円で販売されていますが、この製品機能は一般のモデルのどの型に相当するのか、わかったら教えていただけますと、ありがたいです。
コメントありがとうございます。
コーナンのTCF8KM68は、
KMシリーズの上から3つ目
KM1のTCF8CM67に、
「やわらか洗浄」がプラスされた
オリジナルモデルになります。
お買い得なモデルだと思います。
早速のご返信ありがとうございました。
同等品をネットで調べて約1万円は割安と分かり驚愕しました。
速攻で買いに行きます!
本当にありがとうございました。
早速の回答ありがとうございます。
最終的な商品選択の参考とさせていただきます。
ありがとうございます。
おかげさまでモデル名の煩雑さを理解することができました。
ところで…
2015年 のモデルが
KM3タイプ: TCF8CM85,TCF8FM74,TCF8HM63,TCF8PM52
KM2タイプ: TCF8CM85,TCF8FM74,TCF8HM63,TCF8PM52
と同じ記述になっています。
番号の繋がりから予想すると
KM2タイプ: TCF8CM75,TCF8FM64,TCF8HM53,TCF8PM42
でしょうか?
ちょっと気になったのでお知らせいたしました。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、
2015年のKM2の記述が間違えていました。
記事の方は修正いたしました。
ご指摘ありがとうございます。
お陰さまでTOTOウォシュレットの品番の理解でき、参考になりました。
さて、2021年のKMシリーズには最上位機種のみ便座、便ふたソフト閉止は実装されてないのでしょうか?
ご教示いただけると幸いです。
コメントありがとうございます。
TOTOのウォシュレットは、
自動で便ふたの開閉がされる
「オート開閉」と
便座便ふたがゆっくり閉まる
「便座・便ふたソフト閉止」は、
どちらか一つしか搭載されないことに
なっているようです。
KMシリーズは4タイプありますが、
上位2タイプには「オート開閉」が、
下位2タイプには
「便座・便ふたソフト閉止」が
搭載されています。